ミュージックサイエンス資格認定講座

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ミュージックサイエンスとは

“歌を歌うと健康になれる!”
近年、カラオケや音楽療法を行う現場などで、よく聞く言葉になりました。
しかし、「どのように歌えば健康維持に効果的か?」については、これまであまり触れられてきませんでした。
私たちは、2018年、国立研究開発法人 理化学研究所と共同で、高齢者を対象に《カラオケトレーニングによる効果実証研究》を行ない、認知機能改善、嚥下機能・呼吸機能が向上するという、エビデンスに基づく実証データを得ることができました。

この研究結果をもとに作られたトレーニング方法が、ミュージックサイエンス・メソッドです。
特別な設備を必要とすることなく、理論と技術を学び、手順に沿って行っていただくだけで、いつでも、どこでも、誰にでも、有効なトレーニングをすることができます。歌や音楽の経験が少ない方でも取り組みやすいよう、シンプルにまとめました。

そして、そのメソッドを指導する方法をまとめたものがミュージックサイエンス・プログラムになります。
当協会では、ミュージックサイエンス・プログラムを指導する資格、ミュージックサイエンス指導士資格を取得するための講座をご用意しています。

はじめてでも安心

「歌に自信がない、歌を歌うとのどが痛くなる、そもそも声が出しづらい、発声に自信がない」そんなお悩みは、音楽経験のない方だけでなく、音楽大学やボイストレーニングでの学習経験がある方からも聞こえてきます。
当協会の講座では、発声に自信のない方や初めての方にも、少しのコツで変化を実感できるボイストレーニングを学ぶことができます。
自分自身の発声や歌の技術・表現力向上をさせながら、気持ちよく声を出し、同時に健康の維持もできるというメソッドです。

セルフケア、家族のケアとして

はじめての方からプロとして資格取得を目指す方まで、レベルや目的に合わせてご受講いただけます。
歌に自信がない、歌うと喉が痛くなる、声が出しづらい、そんなお悩みのある方でも、発声や歌の技術の向上をさせながら、同時に健康の維持もできるメソッドです。自分自身の健康維持やご家族ケアの為に、大きな効果が期待できます。

指導者としてのスキルアップ

指導士資格取得後は、メソッドを効果的に指導する方法を身につけることができ、ミュージックサイエンス・プログラムの指導が行えるようになります。
すでに現場でカラオケ、歌唱をレクリエーションなどで実践されている介護・医療関係の方々も、音楽と脳科学の関係を学び、エビデンスに基づく理論と効果の結びつきを理解し、スキルアップすることで、これまで以上の高いパフォーマンスを実現していただけます。

医療や介護の現場でも高まる需要

ミュージックサイエンス・メソッドは、健康な方から軽度認知障害(MCI)の方まで幅広く対象とし、加齢とともに衰える様々な機能を維持・改善することが期待できます。
高齢化が急速に進む現在、「認知症基本法」が成立し、今後、国や自治体が様々な取り組みをしていく中で、科学的エビデンスに基づくミュージックサイエンス・メソッドの需要はより高まっています。

ミュージックサイエンス・プログラムとは

ミュージックサイエンス指導士が提供するプログラムは、主に、独自の歌唱メソッドにより脳機能の改善・活性化や嚥下機能・呼吸機能の向上といった、脳・からだ・心のはたらきを総合的にサポートし、健康増進をはかるための音楽プログラムです。

受講者の声

受講者の声
30代・音楽療法士 大学の時に声楽で学んだレッスンと、実際に音楽療法のセッションで使える声は違うと感じ、自分の歌に自信が持てずにいました。今回の講座を受け、発声で意識すべきところがわかったので、今後の自分に期待したいです。
30代・販売員 初心者でもわかりやすい講座でした。自分の祖母と、音読して、歌を歌いたいです。
40代・NPOスタッフ これから年齢を重ねていくうえで避けられない機能低下を、楽しみながらトレーニングして改善できることが良いと思いました。
40代・教員補助 歌を歌う機会にあまり声が出ず、大勢の中で声が通らず、少し頑張るだけで疲れてしまっていました。今回の講座を受けて、意識すれば改善できるという望みが持てました。
50代・高齢者施設管理者 施設の人材育成のため、職員の研修制度としてぜひ導入したいです。
40代・高齢者施設管理者 このメソッドを自身の歌唱や、食事前の口腔体操に活かしていきたいです。